新潟県の葬儀社

新潟県の葬儀

新潟県のお葬式についてご紹介します。 新潟県のお葬式事情について費用やしきたり、補助の観点から、それぞれについてみていきましょう。

新潟県の葬儀費用

新潟県の葬儀一式の費用（葬儀本体にかかる費用。他に宗教者への謝礼費や、飲食接待費用が掛かります）について、経済産業省の行っている特定サービスの概況報告によると、新潟県の葬儀一件当たりの葬儀一式費用の平均は135万2637円で、全国8位となっており、全国平均の112万円より費用が高い傾向があることがわかります。 葬儀事業を行う事業所の数も199事業所と、全国で10番目に多い数字となっています。人口に比べて、葬儀社の数が多く、平均費用も高いため、葬儀を大切にする県民性があるようです。

新潟県のお布施

では、お布施についてはどうなっているのでしょうか。 お布施とは、葬儀でお世話になった宗教者への御礼のために渡されるお金のことです。宗教によって名前は異なりますが、日本ではほとんどが仏式で行われるため、お坊さんに渡すお布施として定着しました。 日本消費者協会の報告によると、新潟県の属する北陸地方のお布施の平均額は、全国で最も高い65万円です。全国平均が約47万円となっていますので、全国平均よりもかなり高い水準です。

新潟県の香典

新潟県の属する関東地方北部の香典の相場

全日本冠婚葬祭互助会の報告によると、新潟県の属する中部地方での親の葬儀の香典の最も多い回答額は10万円となっており、平均的な相場並みです。 全国平均が6万2千円ほどなのに対し、平均額は約6万7千円と、ほぼ変わらないので、支払う額の分布もほぼ同じといえそうです。

新潟県の葬儀のしきたり

当メディアが全国を対象に行ったアンケートを交えながら、新潟県の葬儀のしきたりについてご紹介します。

出棺時に白いハトを飛ばす

新潟県、茨城県、徳島県などの一部の地域では、出棺時にハトを飛ばすという風習があります。これは、見せかけだけのセレモニーではなく、仏教の「放生」という教えに基づいた風習です。 「放生」は仏教の殺生を戒める「放生会」というしきたりにならっていますが、特に葬儀の場では、小さな生き物を自然に返すという善行を積むことで、故人に徳を積ませ、あの世で厚遇されることを、遺族が願って行われます。

会葬者が額に白い三角の布をまく

新潟県、宮城県、岩手県など日本各地で、出棺の際に会葬者が額に白い三角の布をまく風習があります。 この布は「宝冠」「紙冠」「額烏帽子」「卍布」などと地域・宗派・宗教によってさまざまな呼ばれ方をします。元々は死装束だったものが、江戸時代に魔よけの意味を込めて、参列者も着けるようになったと言われています。

新潟県の一級葬祭ディレクターについて

新潟県の一級葬祭ディレクターの数は351人であり、全国10番目の人数です。（経済産業省の特定サービス概況報告より） 東京や大阪などの大都市圏から離れていて、かつ、人口も多くない中でも、多くの葬祭ディレクターが活躍しています。

新潟県の葬儀場について

新潟県内の公営葬儀場の数は、39施設であり、全国平均の34施設よりやや多くなっています。 年間の死亡者数を葬儀場の数で割った、葬儀場一施設あたり年間死亡者数は2014人です。 これは全国で3番目に多い数字であり、全国平均よりもかなり多いです。千葉県は、公営式場の過密具合は高いと言っていいでしょう。 公営葬儀場以外にも多くの民営葬儀場があるので、公営葬儀場は希望日に空いていたら運がよかった程度に考えておくといいでしょう。