偲ぶ会のマナーまとめ。挨拶や香典、服装について解説します。

近親者のみでお葬式を終えて後日に一般の会葬車内が故人とお別れなどをするために行われるのが偲ぶ会です。故人を偲ぶ会ではお通夜やお葬式とは違ったマナーがあります。主催者や故人の親族などに失礼にならないようにきちんとマナーを勉強してから出席します。服装はもちろんのこと、挨拶文や香典の渡し方、案内状の返信など細かいところまて配慮することが重要です。

偲ぶ会で挨拶をするときのマナー

お通夜やお葬式と違って故人と親しい人が集まる傾向にあるため、偲ぶ会での挨拶はフランクなものになります。主催者側や会が行われている会場によって雰囲気は異なりますが、あまり堅苦しくならないように注意します。

挨拶をする人

また挨拶をする人物もより親しい友人や知人だったり、会社の同僚や上司だったりする場合が多いです。代表で誰か一人が挨拶するケースもあれば、複数人が挨拶をするケースもあります。

フランクな雰囲気といってもその場に合った内容にすることも大切です。逆にビジネスライクな挨拶ばかりになってしまったり崩した言葉を使った挨拶も不適切なので、事前に主催者にどのような会になるのかを確認しておくと安心です。

挨拶の内容

偲ぶ会の挨拶の始まりは故人への呼びかけになります。出席している人や主催者に軽く挨拶をして、自己紹介と故人との関係性を紹介するのです。次に故人に向けた手紙のような形式で言葉を続けます。故人を失ってしまった悲しみや驚きを伝えて、生前の思い出を語ります。

参加している人たちと気持ちを共有するためにも個人的な感情ばかりを言うのではなく、多くの人が共感出来るような文章にするといいでしょう。最後に故人に向けたメッセージとゆっくり休んでほしいことを加えます。あまり悲しい内容にはせず、楽しかった思い出も語るのも偲ぶ会ならではです。

偲ぶ会の会費に関するマナー

お葬式と同じように偲ぶ会に参加する場合のマナーでは香典を包みます。金額は一万円から二万円程度で、偲ぶ会の主催者の考え方によって違うので必ず案内状などをチェックします。

案内状に香典の辞退の旨が記載されているときにはお金を持っていく必要はありません。香典を辞退している主催者に対して弔意を示したいと思ったらお葬式と同じように弔電や供花を贈ることも可能です。

会員制と書かれている場合

会員制と案内状に書かれているときには会費の金額も記載されているので、その金額を包んで渡せば大丈夫です。参加する機会が少ないこともある偲ぶ会では会費制にする主催者も多く、参加者が困らないように金額をはっきり指定していることもあるのです。

主催者の配慮なので指定されている金額以上を包まないように気を付けます。会費の相場は一万円前後です。

会食などを含めた偲ぶ会ではフォーマルな場所で行われることもあり 、華やかな雰囲気です。その場合は香典とお食事代となり、香典の金額は故人と自分の関係性で決めてお食事代は一万円前後にします。

偲ぶ会を欠席するときのマナー

偲ぶ会はなるべく出席するのがマナーですが、どうしても出席することが出来ない場合は案内状の返信に欠席する旨を伝えます。案内状は主に往復はがきが使われ、欠席をするときには往復はがきに正しく記入することが大事です。

はがきには「御出席」と「御欠席」の欄がありますが、欠席する場合は「御出席」の部分を二重線で消します。「御欠席」の「御」だけを二重線で消して「欠席」の部分だけを丸で囲みます。住所や氏名の欄の「御住所」や「御芳名」の「御」も消しておくのです。

往復はがきで返信するだけでも十分なのですが、より丁寧に返事をするなら欠席をすることをお詫びする手紙を添えます。手紙の内容は欠席出来ない理由や軽いコメントです。

香典を送る場合

香典を贈りたいと考えているのなら郵便局から現金書留でお金を送るとスムーズです。

郵便局で現金書留の専用の袋を購入して、必要事項を記入します。故人との関係や地域によっては香典を用意する必要が無いときもあるので贈る前に主催者などに確認します。

偲ぶ会で平服を着るときのマナー

偲ぶ会の内容や雰囲気、開催される会場などによって違いはありますが、出席するときには喪服を着るという決まりはありません。案内状には「平服でお越し下さい」という記載がありますが、正式な喪服は着ないのがマナーの一つです。平服だからといって素直に受け取って普段着やカジュアル過ぎる服は場違いなので、ある程度かしこまったファッションにします。偲ぶ会での平服は喪服ほどかしこまった服で無くても良いという意味なので、控え目な色のスーツやワンピースなどきちんと見える格好にします。

男性の場合

男性はブラックのスーツやダークな色のスーツを選び、ネクタイは黒や地味で色の濃いのものです。なるべくシンプルなコーディネートを心掛けて、ワイシャツや靴も派手にならないようにします。ベルトのバックルや腕時計も光ってしまったり、目立ち過ぎるデザインは避けると無難です。

女性の場合

女性は黒や紺色、グレーなど落ち着いた色のスーツやワンピースを着ます。派手なメイクや小物使いに気を付けて、足元は控え目な色でまとめます。靴やストッキングも黒にします。

まとめ

挨拶や香典などのマナーを守ることも大切ですが、一番大切なのは遺族に対する配慮です。アットホームな雰囲気ではありますが、家族の悲しみはまだ癒えていないこともあります。ですから偲ぶ会だからと言ってはしゃいだりせず、きちんとマナーを守って遺族に失礼のない振る舞いをします。欠席をするときにも遺族に対して手紙を添えたり、大切な人を亡くした悲しみに寄り添うような行動をすることです。