<葬儀>

葬儀についてのカテゴリーです。

マナーや流れ、家族葬など葬儀全般について説明しています。

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死ぬ前に葬儀を考える。

身近なようでいて意外と知らない葬儀のこと。

でも、誰でもいつかは関わることになるのが葬儀です。

遺族として、参列者として、そして最後には葬儀の主役として葬儀に関わります。

葬儀に関わらない人などいないと言っても過言ではありません。

 

そんな誰でもかかわるはずの葬儀ですが、たいていの人は、葬儀についてじっくりと生前から考えておくことは、縁起が悪いと感じ避けてしまいがちです。これはとても、もったいないことです。葬儀を事前に準備しておくことには色々な良いことがあるからです。

例えば料金が安くなる可能性があります。色々な葬儀社のプランを事前に検討しておくことで自分の希望に合った最も安い葬儀を行えるかもしれません。他にも、葬儀を施行する立場からも、遺族の立場からも、葬儀を事前に考えておくことは様々なメリットを提供してくれます。

ぜひ、一度、葬儀について、考えてみましょう。

ここでは、葬儀の準備をしておくことのメリット、葬儀についての基礎知識やマナーを紹介します。

 読んでほしい方
  • 自分なりの葬儀がしたい方
  • 葬儀についてそろそろ考え始めようと思う方
  • 葬儀のマナーを知りたい方
  • どのような葬儀があるか知りたい方

葬儀の生前準備について

葬儀の生前準備には大きなメリットがあります。

 

生前準備のメリット
  • あなたの後悔のない葬儀ができる。
  • 無駄な経費をカットできる。
  • 遺族の精神的な負担を減らすことができる。

1.これは言わずもがな、かもしれませんが、生前にあなたの葬儀について喪主や葬儀社と相談しておくことで、あなたにとって何が大切で何が要らないかがわかるようになります。

生前お世話になった人や深い関係だった人たちとどのように別れるのか、悔いのないように決めることができます。

特に最近増えている家族葬では、誰を呼ぶのか呼ばないのかで問題になることも多くあります。自分が本当に見送ってほしいと思ったからに見送ってもらうことはもちろん、遺された家族の事務的な負担を減らすためにも事前に準備をしておくことが大切です。

2.葬儀は普段の生活ではあまり触れないため、料金や実際に仕事内容など、周りから見えづらいところがあります。中にはよくない企業も混じっています。時間をかけていい葬儀社を見つけておくことで、あなたの望むものだけを葬儀に入れることができます。

予算の立て方次第では大幅に経費を削減することにつながり、あなたの遺族により多くの遺産を相続させることができるかもしれません。例えば、事前相談を受け付けている葬儀社に相談にのってもらったり、葬儀の一括比較サイトで一番安い葬儀社を探しておくことで、満足のいく葬儀が経済的な負担を最低限に抑えて実現できます。

3.あなたの没後に葬儀社を決めるのでは大変あわただしいです。遺族はあなたが亡くなった悲しいの中、葬儀についての段取りを決めなければいけません。親が亡くなった時、病院に勧められるがまま葬儀社を選び、葬儀社に勧められるがまま葬儀内容を決め、火葬が終わり、一息ついた時に、「もっとこうしておけばよかった」と思うことはなかったでしょうか。

故人のためを思えばこそ、遺族は悩む時間の無い中、とても悩むものです。これはとても負担のかかることです。しかし、あなたがもし、生前、喪主になる人と葬儀の内容を相談していたら、遺族は迷ったり後悔することなく、すんなりと決めることができます。遺族の精神的な負担を減らすために事前に考えておくこと役に立つのです。

 

葬儀の生前相談をすることで、余裕をもって死を向き合うことができるようになるというのが狭義の終活の考え方です。葬儀をする予定があるならば、元気なうちに検討を済ませておきたいところです。

葬儀の種類

葬儀の種類の分け方

葬儀には現在、様々な形のものがあります。葬儀は次の5種類の観点で分けることができます。

葬儀の主催者・葬儀の参列者・葬儀の段取り・葬儀の宗教・葬儀の場所の5つです。それぞれの分類について、細かく紹介していきます。

すべての形式が定義をはっきり持つわけではないため、一般的な使われ方についてご紹介します。

葬儀の主催者で分類した場合

個人葬

個人葬は、個人が主催する葬儀の形式です。現在、最もよく行われる葬儀はこの個人葬です。

社葬

社葬とは会社が主催する葬儀の形式です。バブル期以前は会社が主催する、大規模なものが多く開かれましたが、現在は景気の低迷などもあり、開催数は低下しています。

社葬は、事前に親族のみで儀式・法要を事前に行う密葬を経ているため、お別れ会の意味合いが強いものになっています。

会社の経費で行える社葬と遺族の密葬とは明確に区別されます。経費で落とせる範囲は社葬に必要なものに限定されているからです。

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合同葬

合同葬とは遺族と会社(法人以外も含みます)が共同して主催する葬儀の形式です。社葬は密葬が行われますが、合同葬は同時に儀式・法要も執り行うため、親族だけでの儀式・法要の場はありません。

その代わり、親族の金銭的負担などが軽減されるため、、近年増加傾向にあります。

市民葬・区民葬

市民葬・区民葬とは市などの自治体によって行われる葬儀の形式です。公共機関の運営する葬儀なので、内容や斎場などは自治体が一律に決めていることが多いです。

死亡届を役所に届けるときに一緒に市民葬に申し込むことができます。カスタマイズできない反面、費用をとても低く抑えることができます。

偲ぶ会(お別れ会)

偲ぶ会とは通夜や告別式とは別に別れを告げるために開催されるお別れ会のことです。葬儀とは別に開かれるため宗教色はあまりなく、服装も平服でいいとされていたり、場所も葬儀場ではなくホテルなどで行われることが多いです。

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生前葬

生前葬は別れを告げる本人が生前に主催する葬儀のことです。本人は存命のため、厳密には葬儀とは異なりますが、生きているうちに家族やお世話になった人にしっかりと感謝の言葉を届けるために開かれることが多いです。

本人の意向が強く反映される、お別れ会的な意味合いの儀式です。

葬儀の参列者で分類した場合

一般葬

一般葬は、遺族、会社の関係者、友人・知人など、個人に縁のある関係者が参加する葬儀です。その名の通り、日本で一番メジャーな葬儀の形式です。

規模は葬儀ごとによって異なり、参列者が多くなればなるほど、費用は大きくなります。

家族葬

家族葬は家族、親族、親しい友人などが参加する少人数での葬儀です。近年では、家族葬といいながらも、親族以外にも親しい友人などが参加するケースも増え、小規模な一般葬という意味合いが強くなっています。

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密葬

密葬は家族葬と同様、故人の家族または親族のみで開かれる葬儀です。密葬の場合、密葬が行われた後には本葬(社葬、お別れ会など)が行われるという点が、家族葬と異なります。

 

 

チェックのポイント
  • 親類だけで落ち着いて葬儀を行いたい方 → 家族葬
  • 故人とゆっくりとお別れをしたい方 → 家族葬
  • 故人と縁のある方みんなでお別れをしたい方 → 一般葬

 

葬儀の段取りで分類した場合

一日葬

お通夜を行わず、1日で葬儀を終える形式の葬儀のことです。通常の葬儀では初日にお通夜、二日目に告別式を行うので2日間程度かかります。

しかし、一日葬では火葬と告別式を一日で終えるため、通夜にかかっていた料理代などが必要なくなるので経済的な負担が軽くなります。直葬では味気ないと感じるが、費用も抑えたい方にお勧めです。

直葬

直葬とはお通夜、告別式などを行わず、火葬するという形式の葬儀です。経済的な負担はとても小さいため、費用を抑えたいときに採用されます。東京都内で開かれる葬儀の2~3割程度が直葬であるとも言われています。

 

チェックのポイント
  • 費用を極力抑えたい方 → 直葬
  • 費用は抑えたいが、ちゃんとした形式も一通り踏まえたい方 → 一日葬
  • 伝統的な形式に則ってしっかりとした式を行いたい方 → 一般葬

葬儀の宗教

仏式葬儀

仏教の形式に従った葬儀のことです。日本で行われる葬儀のほとんどは仏教式で行われています。

神道式

神道の形式に従った葬儀のことです。仏式の葬儀に比べ、名称などが神道式に代わり、焼香の代わりに玉串奉奠を行うなどの点が異なりますが、告別式や火葬、通夜を行う点では共通しています。神道式の経験豊富な葬儀社に頼むことが大切です。

葬儀の場所で分類した場合

会館葬

葬儀会館で行われる葬儀のことです。以前は自宅で葬儀が行われることが多かったですが、近年は葬儀会館で多くなりました。葬儀会館では親族の寝泊まりするスペースがあるなど、会館ごとに設備や規模に特色があります。

自宅葬

自宅で行われる葬儀のことです。最近では、家族葬のように少人数で行われる際に主に採用されます。故人の慣れ親しんだ場所でお別れができる点と、葬儀会館の利用料を負担しなくてもいい点がメリットです。ただ、会館で行うのに比べて、準備が大変な点に注意しましょう。

葬儀の準備で選べるもの

葬儀について、葬儀社や家族と生前から相談しておくことで、家族の経済的・精神的な負担を減らし、さらに自分の好みの葬儀を実現することができます。

葬儀全体について

喪主

葬儀全体に関して取り仕切る責任者を喪主と言います。

配偶者が亡くなった場合はその相手、あるいはその長男となる場合が一般的ですが、最近で喪主になる人は親族に限らず、葬儀責任者として、友人・知人がなる場合もあるようです。

自分の葬儀の形態を考えたら、事前に相談するためにも、お願いする人を決めておきましょう。

葬儀社

葬儀は非常に手間のかかる儀式です。そのため、葬儀についてのプロフェッショ ナルに仕事を依頼することが一般的です。葬儀社は葬儀に関して、会場づくりから当日の司会まで幅広く葬儀をサポートしてくれます。

葬儀の演出などを担当するのは葬儀社なので、信頼のおける葬儀社を見つけてあらかじめ相談しておきましょう。いい葬儀社を見分けるポイントを以下にまとめました。

生前相談でお世話になるときはもちろん、故人の葬儀を決めるときでも、自分と葬儀社の方との相性は重視しましょう。

葬儀中はとても忙しく、かつ、遺族の側も気分が落ち込んでいてナイーブになっているので、頼れる存在としてお互いの信頼関係がとても重要だからです。

 

葬儀社選びのポイント
  • 料金体系のわかりやすさ(見積書の明細がはっきりしている、詳しく説明してくれる)
    葬儀の際に一番生じやすいのが料金・価格についてのトラブルです。一見、安価なプランを提案されても、後に届いた請求書には予想よりもずっと多くの追加料金がかかっていたりすることがあります。
    事前に何がプランに含まれていて、何が追加料金としてかかり得るかをしっかりと提示してくれるところと付き合いましょう。
  • こちらの細かな要望に応えてくれるか
    一方的な提案だけではなく、選択肢を提示してくれて希望をしっかり聞いてくれるかどうかは重要です。
    こちらの要望を聞くまでもなく、いつもこうしているからこのプランという、勝手な営業をしてくる業者もあります。時間がないため、焦ってしまって妥協してしまう気持ちが出てきますが、故人のためを思い、慎重に進めましょう。
    特に生前相談の場合は、時間がある分、じっくりと話を聞いてくれるところがいいですね。
  •  過去の葬儀実績が豊富で、それを見せてくれる。
    過去にどのような葬儀を行ってきたのかを知るだけでも、その葬儀社がどのような思いで葬儀を取り扱っているかが、伝わってくるものです。
    長年営業しているというだけでも信頼感がありますが、実際の葬儀実績を見ることで、故人(生前相談であれば自分)にあっているかがわかります。
  • 規模が小さくても、長年続いている葬儀社も見る
    たとえ規模が小さくとも、地元で長年続いているとなれば、信頼がおけます。悪評が経つようなよくない葬儀社ならすぎにつぶれてしまうからです。

 

葬儀の規模

葬儀の規模はとても重要です。遺族に迷惑をかけたくないからと、できるだけ質素なものを希望される人も多くいます。しかし、遺された遺族の中にはしっかりと故人を送り出したいと考えている人もいるかもしれません。

葬儀の規模については、事前に決めたものを親族にも話し、トラブルの起きないようにしておきましょう。特に誰を読んで誰を呼ばないかは遺族の方がとても悩むところです。

名簿を作成し、それを喪主に渡すなどして保管しておくといいでしょう。

葬儀の会場について

葬儀場

葬儀場は大きく分けて自宅と、セレモニーホールなどの葬儀施設に分かれます。直葬など近親者のみでゆっくりと送ってほしい場合は慣れ親しんだ自宅を選ぶという方が多いようです。

葬儀施設を利用するときは、どの葬儀場がいいか、いくつか下見をしておくと葬儀場の比較ができ、選ぶ際の基準になります。

祭壇

祭壇は多くの場合、葬儀社や行政の所有するものを借り受けて使用します。祭壇の使用料が高額になる場合もあり、本当にその祭壇は必要なのか、あるいはほかにもっといいものはないかと検討すると無駄な費用の削減につながるかもしれません。

近年では供花を祭壇に組み込むタイプの組入れ祭壇という祭壇も利用できます。

供花の量によっては祭壇費用を実質0円に抑えることができるなど、祭壇の見直しは大幅な葬儀費用の軽減につながる可能性があります。しっかりと見極めましょう。

遺影

最近では遺影をネット上で保存するサービスもあります。(公開されるわけではありません)うまく使うと遺族が遺影を探す負担を軽減でき、自分自身も好きな写真で送り出してもらえます。

生花

もし、この花がいいという希望の花があったら、伝えておきましょう。葬儀が必要になった時に、確実に用意できるとは限りませんが、花は葬儀の雰囲気を決める重要なパーツです。

葬儀の中身について

音楽

最近は葬式中に音楽をかける場合も増えてきました。曲をBGMとして静かに流す演出も、参列者の入退場、焼香の時などに行われるようです。あなたの好きな曲を選んで、かけてくれるよう頼むのいいかもしれません。

お別れの言葉

葬儀の最期に、あなたからのメッセージを誰かに代読してもらうか、テープを流すことも可能です。お葬式の最後に、参列者の心にとまる演出をするのもいいでしょう。

戒名

生前戒名といって生前に戒名をもらうサービスがあります。自分の死後の名を自分で決めることで納得のいく名前を付けることができます。

また、死後に戒名をもらうよりも、生前にもらう方が相場が低く設定されており、遺族の費用負担の軽減にもつながります。一方で、菩提寺があるにも関わらず、そことは無関係の寺で生前戒名を受けてしまった場合、菩提寺とのトラブルにもなりかねませんので、菩提寺の確認は必須です。

葬儀の費用

葬儀自体にかかる費用は主に葬儀一式費用、飲食接待費、宗教者へのお礼の3つに分類されます。

大体は計算していたが、葬儀後、請求書をもらって予想外の高額請求に驚いたという話がよくあります。

葬儀社側に、明細を事前に請求し、予想外に出費が発生させないようにしましょう。

葬儀一式費用

葬儀一式費用に含まれる明細は以下のようなものがあります。

斎場設営費用・棺・納骨容器・骨壺・枕飾り一式・線香(ローソク)・ドライアイス・納棺の儀・遺影写真・位牌・生花アレンジ・枕花・祭壇用供物・各種案内看板・運営管理費用・会葬礼状・受付事務用品・焼香設備・後飾り祭壇の18項目が代表的です。

接待費

飲食接待費

飲食接待費には精進落としや通夜ぶるまいで参列者に提供される食事の費用が含まれます。

これは参加する人数によっても変わります。大体飲食接待費を含めて、参列者一人当たり5000円が最終的に必要と言われています。

香典返し

香典返しとは

香典返しとは、参列者から頂く香典への返礼品のことです。通常、四十九日を過ぎた後、喪主から参列者に対して、挨拶状とともに送られます。

最近では簡素化のため、お葬式当日に香典返しを送る場合も多いようです。

香典返しにかかる金額

以前は香典返しの相場は地域の影響を強く受けていましたが、現在委では基本的には頂いた香典の半額相当の者を送る、半返しがいいとされているようです。

時期によっても香典返しの相場は変わり、四十九日後に送る場合は頂いた香典の額に応じて香典返しを用意し、当日に返す場合は2000円から3000円の香典返しを用意しておけば問題ないでしょう。

香典返しを辞退するには(参列者)

香典返しの受け取りを辞退するケースもあります。

具体的には遺族の負担を少しでも軽減したいと参列者が考えている場合や、送った香典が少額だった場合などがあります。

しかし、香典返しを辞退された場合でも、お礼の気持ちを伝えたいときもあるでしょう。香典返しを受け取れない立場の人に贈る以外では、香典返しをしても失礼には当たりません。そのようなときには辞退者の配慮をくみ取り、手紙やお中元など別の方法でお礼の気持ちを伝える方が無難でしょう。

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宗教者へのお礼

宗教者へのお礼には法要のお礼の「お布施」と戒名のお礼の「戒名料」などがあります。

お布施

お布施 とは

お布施とは法要を執り行ってもらったお礼として、僧侶に渡す、お金のことです。

お布施にかかる金額は

お布施は本来金額は決まっていません。しかし、参考になる相場は存在しています。

日本消費者協会の2014年のアンケートではお布施と戒名料の合計の全国平均は44.6万円、特に関東南部に限ってみれば55.1万円となっています。

お布施だけに限定すると、関東圏では20~35万円程度を渡すことが多いようです。地域での詳しい相場を知りたいときは、葬儀社に問い合わせてみると教えてくれるはずです。

お布施は薄墨を使わない

お布施は薄墨では書きません。お布施は弔事の時に渡すものですが、僧侶へのお礼のために渡すものです。そのため弔辞の時のように薄墨を使うわけではなく、黒い墨の筆で書きます。

読みやすい字で丁寧に書きましょう。お礼のためなので、たとえ字を書くのが苦手でも、手書きで心を込めて書きましょう。

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お布施を渡す時は白い封筒でお盆にのせて

お布施は弔辞の時に渡すものですが、僧侶に渡すお礼なので可能であればのし袋ではなく、真っ白な封筒に入れて渡すようにしましょう。

お布施でも領収書は発行してくれる

お布施は平均で44万円程度する大きな出費です。そのため、領収書はもらっておいた方が相続税の控除額を計算する時に無難です。

お寺に領収書の請求をすれば、発行してくれるので、発行しもらいましょう。仮に領収書を発行し忘れたり、事情があり発行できなかった場合でも、お寺の名称、所在地、金額、支払日等を明記すれば、ほぼ間違いなく税務署は認めてくれます。

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戒名料

戒名 とは

仏教において亡くなった後につけてもらう名前を戒名と言い、戒名料とは戒名を付けてもらうお礼に僧侶に渡すお金のことです。戒名料の相場は宗派や付けてもらう戒名の格によって異なり、20万~100万円と幅広くなっています。

戒名の意味は?

戒名には信士・信女、居士・大姉、院信士・院信女、院居士・院大姉の種類があり、後になればなるほど、位が高くなります。相場は位が高くなるほど高くなります。

例えば真言宗では信士・信女が30~50万円、居士・大姉が50~70万円、院信士・院信女が80万円~、院居士・院大姉が100万円ほどです。

宗派によって与えられる戒名の種類が異なることはありますが、位が高くなた時の金額の上がり幅は大体同じくらいです。

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戒名で聞く「院号」とは

院号とは、戒名や法名の中で、院の字がついたもののことを言います。通常の戒名に比べて、お寺に貢献した人に対して与えられるという側面が強く、戒名料を多くすることが一般的です。

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戒名における「居士」「大姉」の意味

「たいし」「だいし」と読みます。戒名の中で信士、信女の次に位の高い戒名です。檀家と檀那寺という関係ではない場合、30~50万円ほどのあきみょうりょうが必要になります。

葬儀の段取り

受付

葬儀における受付の役割とは?

受付係には弔問者や参列者をお迎えしてもらいます。参列者からお香典を預かり、芳名帳に名前を記帳してもらうだけでなく、色々とやってもらわなくてはならないことがたくさんあります。

近所の方や会社関係の方、友人に頼むことが多いようですが、葬儀の形式によっては親族にこなしてもらうこともあるようです。

受付係は葬式の顔です。遺族の代理として参列者の皆様に向き合う心構えを持ってくれそうな人に頼みましょう。

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葬儀で受付をしてもらった人にはどんなお礼をすればいいのか

葬儀中、手伝ってくれた人へのお礼は、現金では3,000~5,000円が相場です。

地域にもよりますが、近所の方へ「心付け」として現金を渡す場合は3,000~5,000円程度、世話役として葬儀をまとめてくれた方には、5,000~10,000円ほどお渡しすることが多いようです。

不祝儀袋か白い封筒に入れ、「志」「御礼」などの表書きを添えてお渡しするとよいでしょう。現金だけではなく、お礼の品をお贈りすることもよくあります。食事を提供する、いただいた果物の盛篭(もりかご)を分けるといったものから、現金でのお礼に相当する額の品物を用意し、不祝儀の熨斗(のし)をかけて贈る場合まで、これも地域によってさまざまなようです。失礼のないよう万全を期すには、すでに葬儀を行ったことのある地域の親戚や、お世話になっている葬儀社に聞くことが一番確実です。

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葬儀での受付にふさわしい服装とは

受付をする際の服装は、お葬式に参列する人と同じ服装で問題ありません。男性は黒のスーツ、女性は黒のスーツか黒いワンピースのセットアップなどを着用します。

ここで、男女共に気を付けなければならないのは、光沢のあるネクタイや靴、アクセサリーなどを身に着けないことです。

また、女性の場合はあまり高すぎるヒールを履くのは控えましょう。おめでたい席ではないので、3~6センチの控えめな高さがおすすめです。

挨拶

葬儀での喪主の挨拶

喪主の挨拶が必要となるタイミングはいくつかあります。①通夜の閉式の時②通夜ぶるまいの開始時③告別式の閉式の時、です。

参列者に、故人に代わって感謝の挨拶をすることが一般的で、葬儀の形式や地域の慣習によって、通夜振る舞いがないときは、受付で参列者に軽く挨拶する場合もあります。

この他にも、四十九日の精進落としの時にも、喪主の挨拶が必要になるなど、お通夜から葬儀・告別式、法要と喪主は故人の代理として感謝の言葉を述べる機会がたくさんあります。

挨拶に含める内容は主に5つです。

 

  • 自身と故人との関係性と自分についての軽い紹介
  • 参列してくれたことに対する感謝の気持ち
  • 故人への生前の厚意に対する感謝の気持ち
  • 故人の生前の人柄がにじみ出るようなエピソードの紹介
  • 家族への力添えのお願いなど今後について

 

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葬儀での服装マナーについて

喪服

喪服とは、遺族が「喪に服している」ことを示すために着るものです。正式(モーニング・和装など)と略式(ブラックスーツ・ブラックフォーマルと呼ばれるもの)があります。

参列者は、故人を偲ぶための正装をするという意味で、略式の礼服を着用します。参列者は、親族よりも格が上にならないようにするため、たとえ正式の喪服を持っていても、略式の喪服を着用しましょう。

また、喪章は遺族であることを示すしるしなので、喪章を腕に巻くことで喪服の代わりになるという考えは誤りです。

仮通夜

仮通夜は、故人が亡くなった直後に行われます。不幸を聞き、取り急ぎ駆けつけるときは、地味な平服でかまいません。むしろ喪服を着て行っては、不幸を予期していたようで、かえっておかしいとされています。

通夜

通夜は、仮通夜と告別式の間で開かれますが、基本的には服装は告別式の時のブラックフォーマルに合わせるかたちで一般的です。

葬儀・告別式

葬儀・告別式に参列の場合は、その場にふさわしい服装として、基本的にブラックフォーマルを着用します。控えめな服装を心がけましょう。

葬儀に出席する機会は必ず何回かはあるので、突然の訃報にあわてないためにも、冠婚葬祭全てに使えるフォーマルウェア・靴・バッグ等を、一式そろえておいたほうがよいでしょう。

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子どもの服装

学生であれば、制服を着用して大丈夫です。制服が無い場合は大人の服装に準じて、ジャケット、白シャツ、黒系のズボン・スカートなどが望ましいです。大人同様、控えめのものを身に着け、明るい色のリボンや髪飾りは避けましょう。

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赤ちゃんの服装

新生児や乳児用の白が望ましいでしょう。グレー系の控えめな色のものか、薄い水色やベージュのような自然な色でも大丈夫です。